1999年12月11日(土) 箱根山 神山(1,438m) 駒ケ岳(1,356m) 天気:はれ時々曇り
0900 大涌谷駐車場 0910 入山 1000 神山 1050 駒ケ岳 1130 下山 1150 お中道分岐 1430 早雲山駅着(ロープウエイに乗る) 1530 大涌谷駅着 1630 日帰り温泉天山着
*駒ケ岳・早雲山駅にトイレがある *駐車場はこの時期9〜16まで入庫可 *お中道分岐から早雲山までは通常は90分位。 *ロープウエイは30分以上の待ち時間あり。 *箱根は意外と情報ホームページが少ない。そんな中、箱根登山鉄道のホームページはお勧め。
「風の箱根山」
朝、車を走らせていると、富士山が見えた。上の方には、雪がかかり、朝日を浴びて、オレンジ色に染まっていた。きれいだ。 大涌谷に着くと、さらに富士山が良く見える。硫黄の臭いが鼻を刺す。臭い。それよりも風だ。車を降りると、強い風がまわりの冷たい空気を、体に、たたき付ける。みんな口をそろえて寒い、と言う。さあ出発だ!岩場がつづく、急な上りだ。神山では、富士山の全景が見えた。これが日本の象徴だ!と言わんばかりに、そびえ立っていた。グシャグシャの泥道がつづく。風は相変わらず強い。駒ケ岳に着くと、風は、さらに強く吹く。ゴーと言う冬の風の音が耳を襲う。季節によって風の音が違うのがわかる。さ、寒い。雲も出て来た。湯を沸かしてラーメンを食べる。暖かい、、おいしい、、寒い所で暖かい物は最高だ。 時々出る太陽が、すごくありがたい。 下りも道が悪く、歩きにくい、倒れている木が多い。風の音が上から聞こえて下に行くのがわかる。風で山の樹木が波を打っている。ザーと言う自然の音が響く。ロープウエイに乗るとまわりの山々が見える、下を見ると大涌谷の噴気が見える。いいながめだ。帰りは温泉で体を暖め、癒す、気持ちいい〜。 今回は、とにかく箱根山で冬の風の冷たさを、思い知らされた。 そして1999年の俺達の山歩きは、幕を降ろした。
終わり