2000年3月19日(日) 高柄山(733m) 天気:晴れのち曇り
0850 四方津駅 (中央線のガードをくぐり左に道なりに進む) 0920 千足への分岐 1030 大丸 1130 高柄山 1230 矢ノ目方面へ下山 (標識のない方の道へは下りない方が良いらしい。) 1345 沢を渡る (渡りきると突き当たる。小さなテープで左は初心者不可と書いてあるので右へ) 1500 上野原駅着
*駅以外ではトイレは見つかりませんでした。 *全体的に標識が古く消えかけているので地図を忘れずに。 *J-Phoneは山頂で通話可能です。 *インパラさんのホームページの写真も必見。
「アップダウンの高柄山」
去年の1月、雪が降り積もり、途中で引き返した山がある、今回の目標はその山である。 天気予報では、天気は崩れて雨が降ると言う。そんな不安を抱きながら俺達は高柄山に向かった。しかし朝のうちは、予想を裏切り、春を感じさせる様に太陽がポカポカと山を照らしていた。こんな裏切りは大歓迎である。 細い上りの山道が延々と続き、枯れ葉が足を滑らして、歩きにくくて、結構きつい。風が吹くと杉の木から黄色い花粉が煙りの様にモクモクと吹き上がるのが肉眼でも良くみえる。花粉症の人には、ショッキングな映像である。 アップダウンがはげしい。高柄山からは、奥多摩の山々が見える。ミニチュアで、出来た様な家並みが遥か彼方のゴールを物語っている。さあ下山だ!、と思ったら、今度もアップダウン。しかも、かなり急なアップダウンである。アップダウン、アップダウンの連続である。これには、まいった。砂や枯れ葉で足元が滑りやすい。俺達の気持ちもアップダウンしていた。山道がアップダウンしていても気持ちはアップにしなければいけない。山道は変えられないが気持ちは変えられる。きつい山には、終わった後の気持ちいい達成感が、まっている。気持ちをダウンさせたらいけない。もし気持ちがダウンしたら切り替えてアップにすればいい。 民家が見えてきた。 そして電車や車の走る音が俺達の耳に響いてきた。
終わり