こわいけど見てしまうというこわいもの見たさがある、柵もなにもない物凄く高い断崖絶壁の上から思わず身を乗り出して下を見てしまう、下から吹き上がる風の音が、ちょっと飛び降りてごらんと言ってる様だ、飛び降りたら確実に死んでしまう。
あ〜こわいこわい、でも身を乗り出して見てしまう。
電車から見えた急な岩山、あそこに登るんだ、これから登る山の全景を見ると妙な興奮がわいてくる。
障害物がないので下の町並みが良く見える、看板などに書いてある山の歴史を読むと結構おもしろい。山頂で地元のおじさんと話し込んでしまい長い休憩になってしまった。
稚児落としに行く途中急な岩を鎖につかまり登ったりしてなかなかすごい山だなと思い稚児落としの断崖絶壁には目を見張った。あぶないと思いつつ身を乗り出して下を見てしまう、
急な岩肌がびっしりかこみ、大きい口を開いている、これに飲み込まれたらひとたまりもない。
低山で簡単な山かと思ったけど、いろいろなことやスリルが体験できた岩殿山。
電車から見えた急な岩山、この山に登ったんだ、登ってきた山の全景を見ると妙な達成感がわいてくる。
朝晩と冷え込みがきびしいこの季節、そんな寒さを感じさせない山歩きだった。
そんな思いもあり帰路のあしどりは軽かった。
終わり |